XMLの追加属性
AndroidはXMLファイルに追加の情報を定義できるように拡張した専用の XML ネームスペースを持っています。この情報はアプリケーションがパッケージするときに抽出され、ランタイムに影響を及ぼさず、余計なダウンロードを実施せずにすむようになっています。ネームスペースのURIは、「http://schemas.android.com/tools」やプレフィックスにtoolsがつくものです。
....
注意点:現在 tools 属性として利用できますが、今後更新される可能性があります。
tools:ignore
この属性は任意のXMLエレメントに設定できます。Lint 指摘事項をカンマで区切ったリストを ignore するように設定できます。これは子要素にも再帰的に適用されます。
All
利用元:Lint
tools:targetApi
Javaクラスの@TargetApi アノテーションと同様です。API Levelを指定するものであり、integerか code name のどちらかで指定します。
利用元:Lint
tools:locale
リソースファイルのルートエレメントに設定できます。これは language と region を一緒に設定すべきです。これは tools がどのlanguage(locale)の文字列ファイルを取得すべきかがわかります。
たとえば、values/strings.xml のロールエレメントがこれにあたります。
現在のところ、EnglishよりもSpanishに対する String の default value folder が利用されることが既知です。
利用元:Lint, Studio (non-Englush なリソースファイルに対するスペルチェックの無効化)
tools:context
レイアウトxmlのルートエレメントに設定されます。レイアウトファイルがどのActivityに利用されるかがわかるためです。(レイアウトファイルは2個以上のActivityから利用される場合もあります)
当初は、レイアウトエディターがデフォルトのテーマを適用されていますが、AndroidManifest.xmlでActivityに新しいテーマを設定された場合などに認識できるようになります。AndroidManifest.xmlと同様に短縮のpackage name を利用できます。
tools:layout
この属性は、
tools:listitem / listheader / listfooter
利用元: Layout editors in Studio & Eclipse