https://github.com/OmronSensingEggProject/HVC_C2W_SDK_Android
で公開されている家族目線(HVC-C2W)SDKを試用してみました。
見守りカメラセンサ「家族目線」というもののSDKです。
$ git clone git@github.com:OmronSensingEggProject/HVC_C2W_SDK_Android.git
サンプルアプリのビルド方法
サンプルアプリをAndroid Studioとコマンドラインでビルドする方法を紹介します。
Android Studio
Android Studioの Open an existing Android Studio project で HVC_C2W_SDK_Android/sample/demo/base/
を選択。よくあるAndroidアプリの場合、git clone して出来たフォルダを指定すればよいが、家族目線(HVC-C2W)SDKの場合はアプリだけの提供だけでなく、docやlibrary も git repository で提供しているため、このような構成になっているようです。
Android Studioへの取込ができれば以下のようになり、Build メニューの Make Project でビルドができます。
コマンドライン
続いてコマンドラインからビルドする方法を紹介します。コマンドラインからのビルドは gradle というビルドツールをします。この gradle のインストールなどを行わなくてもいいような wrapper が用意されています。Windows向けが gradlew.bat で MAC/Linux向けのものが gradlew というコマンドです。このコマンドの中で gradle のダウンロードとその後のビルドを実施してくれます。まずは以下のコマンドでビルドしてみましょう。
$ cd HVC_C2W_SDK_Android/sample/demo/base/
$ ./gradlew assemble
or
$ gradlew.bat assemble
コマンドのオプションが他に何があるかどうかを知りたい場合は以下のコマンドで説明が出てきます。
$ ./gradlew tasks
API keyの設定
アプリを動作させるために API key が必要です。取得のうえ、以下の場所に追加を行います。これでアプリを利用できる準備が整いました。
このAPI Key は何に利用されるかというとクラウドサービスとして提供される HVC-C2W WebAPIの認証のために利用されます。このWebAPIの詳細についてはHVC-C2W WebAPI仕様書に記載されています。このファイルは、HVC_C2W_SDK_Android/doc/ に以下の2つが提供されており、HVC-C2W_WebAPI仕様書_B.pdfが該当するものです。
- HVC-C2W_OKAOAPI仕様書_A.pdf
- HVC-C2W_WebAPI仕様書_B.pdf
今後サンプルアプリの中身について記載していきたいと思います。