Inten Edison R2ファームウェアで既知の制限事項は以下のようです。
- Onboard MCU の未サポート
- 現在評価中のため、次回以降に対応予定
- XDK-daemon エラー
- DNSサービスのエラーです。journal logで確認できます。回避策:リブートしてください。
- ホスト名は小文字でなければならない
- コマンドラインからのssh 接続時や証明書認証に利用されるホスト名が小文字でなければならない。(例えば、root@A.LOCAL は root@a.local になります。)iotkit comD2D(C,Nodejs)が該当します。回避策:ホスト名に小文字を利用
- ZMQ Server client は c 言語で通信できない
- ZeroMqを利用したIotkit Comm secure commucation (C/C++ only)。回避策:無し
- Iotkit 1.6.4 への更新
- “npm -dg install iotkit-agent” コマンドで更新し、リブート。(intel edison のインターネット接続が必要)
- connman はwifi ネットワークのスキャンができない
- second P2P Virtual interfaceを有効化しているとき、ときどき rfkill コマンドが失敗します。これは connman と rfkill の実装がコンフリクトしているためです。technology wlan が無効化されているときは、rfkill block や wpa_supplicant の実行が失敗します。有効化されているときはconnmanを再起動し、rfkill を起動せずに、wpa_supplicant を実行してください。”connmanctl scan wifi”で Error /net/connman/technology/wifi: Not supported が出る場合は、次のコマンドで解決する場合があります。”$ rfkill unblock wran” “$ systemctl start wpa_supplicant”, “$ systemctl start connman”
- WIFI スキャンの不安定さ
- wpa_cliコマンドは6秒間のWIFIアクセスポイントのスキャンを行います。
- rootfsサイズの増量
- 以前のIntel Edison software ではユーザがpython module, opkg packages, node global module, ユーザコンパイル・インストールプログラムをインスールする領域が大変限られていました。追加データを書き込み時に容量が足りずに予期しないエラーが発生していました。例えば、WIFI接続やArduino Sketchのアップロードなどです。rootfsがフルになると、WIFI設定やwpa_supplicant.conf が影響をうけて、利用できなくなります。R2ではこの問題を解決するために容量を増やします。この改良を行うために、新しいソフトウエァを flashall.shスクリプトを使って、シリアルコネクションから書き込む必要があります。mass storageからR2を更新できますが、その場合はパーティションの問題は解決されいません。