Bescottee苦しいときは伸びてるとき、楽なときは伸びていないとき

Android ADT 16.0.1

ADT16.0.1の意訳です。完璧な自信はありませんので原文も一緒にご参照ください。

Android Development Tools(ADT) 16.0.1リリース

adt r16.0.0 がリリースされてから1週間の時間が経たない間にadt r16.0.1 がリリースされました。r16.0.0リリース後に問題やユーザへの影響の大きい不具合修正がメインのようです。

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ADT16.0.0の意訳です。完璧な自信はありませんので原文も一緒にご参照ください。

ADT 16.0.0 (2011年12月)

依存関係:
  • ADT 16.0.0 を利用するためには、Eclipse Helios (Version 3.6) や それ以上のバージョンが必須。
  • ADT 16.0.0 は SDK Tools r16 を利用する前提で開発されています。もしまだ SDK Tools r16 をインストールしていない場合は、Android SDK Manager を利用してインストールしてください。
改良の概要:

SDK Tools, Revision 16の意訳です。完璧な自信はありませんので原文も一緒にご参照ください。

SDK Tools, Revision 16 (2011年12月)

重要なお知らせ: Android SDK Manager から新しいAndroid 4.0 のシステムコンポーネントをダウンロードするために、SDK Tools をバージョン14かそれ以上に更新して、Android SDK Manager を再起動すべきです。もしAndroid 4.0 システムコンポーネントをダウンロードしなければ、必要ありません。

依存関係(利用上の前提条件):
  • Android SDK Platform-tools がバージョン9かそれ以上
  • もしEclipse(ADTを含めて)を利用する場合、注意点があります。SDK Tools r16は ADT 16やそれ以上を利用するように設計されています。ADTプラグインをADT 16に更新することを強くお薦めします。
  • もしEclipse以外で開発する場合、 Apache Ant 1.8 かそれ以上を利用すべきです。
概要:

pm list コマンド

pm list コマンド

androidアプリ開発をしている場合は、adb コマンドは必須でしょう。adbコマンド以外にもいくつもAndroid SDK DevGuide Toolsに記載されているようなコマンドが提供されています。

今回紹介する pm list コマンドは、上記のようなSDKが提供しているコマンドではなく、端末内で提供されているコマンドです。これはどういう意味かというと、端末のバージョンや開発元(HTCやSamsungなど)によって利用できるものが異なるということです。

3台の端末(emulator込み)の比較

Androidバージョンの異なる2台の端末とエミュレータで pm list コマンドのオプションの比較を行います。差分は、pm list libraries コマンドのみ(pm clear PACKAGEはあまり利用しないだろうと独断と偏見で除外)がAndroidVersion 2.3(今回の場合、Nexus Sとエミュレータ(2.3.3)で提供されていました。
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ADT 15.0.1

ADT15.0.1の意訳です。完璧な自信はありませんので原文も一緒にご参照ください。

ADT 15.0.1 (2011年11月)

http://developer.android.com/sdk/eclipse-adt.html によると Android Development Tools (ADT) 15.0.1 がリリースされました。変更点は以下のようなものです。
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Android NDK r7 Release

Android NDK, Revision 7の意訳です。完璧な自信はありませんので原文も一緒にご参照ください。

Android NDK, Revision 7 (2011年11月)リリース

Android Developer blogで報告があったようにたくさんの追加や改良がおこなわれたAndroid 4.0 プラットフォームでサポートされた新しい機能が含まれたNDK がリリースされました。

新機能

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Android SDK tools-r15 ant proguard error

android SDK Tools r15 での and build に興味がある方は、まずandroid SDK Tools r15 での and build のエラー対処方法を見てみてください。

このエントリでは、その次のフェーズとして、proguard を利用したい場合の紹介をします。
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Android Developer Tools 15 (ADT15) Preview Infomation

Android Development Tools 15(ADT 15)が以下の内容のマイナーバージョンアップを行うようです。
現在、Android Tools Project Siteで preview 版が提供されていて、テスト中のようです。

修正内容は以下のようなものです。

  • ADT 15.0.1 preview 2
    • いくつかのユーザからレポートのあった以下の3点のエラーを修正
      1. プロジェクトの clean と refresh に関する項目
      2. レイアウトエディター上でRelativeLayouts の編集に関する項目
      3. あるファイルタイプのXML フォーマッティング機能に関する項目
  • ADT 15.0.1 preview 1
    1. ライブラリープロジェクトの中でビルドに関するいくつかの項目を修正
    2. ライブラリ jar ファイル向けのソース添付設定に関する項目
    3. メインプロジェクトが変更を取得しやすくするためのライブラリのbin フォルダの自動更新機能
    4. ライブラリーが再コンパイルされたときにライブラリが含まれる親プロジェクトも自動的に更新。ライブラリのコードが変更された場合に親プロジェクトも再コンパイルが実施される。
    5. ライブラリの res フォルダが存在しているかどうかのチェック機構を修正。 これは、たとえ Eclipse が更新の必要性に気づいていない場合でも res フォルダからすべてのデータを取得できるようにするため。

Android SDK Tools r15

SDK Tools r15 がリリースされましたが、r14以前の環境で構築したant build環境(build.xmlなど)において、以下のようにビルド時にエラーが発生して、うまくビルドできませんでした。

もしかすると本現象は、SDK Tools r14 からでも発生していたかもしれません。私は、r14のときは eclipse でビルドを行っていたため、ant build 環境の動作を試したのが今回の r15 からでした。

このまま放置しておくと後々痛い目を見ることは明らかのため、修正することにしました。

まずエラー内容に書かれているように

android update project

しなさいということなので、以下のコマンドを実施します。

なお、私の環境は、Windows 7 上のcygwin or コマンドプロンプト上で実施しています。linux, MAC の方はそれぞれ読み替えてください。

android update project -p ./

上記コマンドをプロジェクトの build.xml のあるディレクトリ上で実行すると以下のような結果が出ます。

実行結果から以下のようなことがわかります。

  • default.propertics が更新され、さらに project.properties に名前変更← 名前変更のみ。中身の変更なし
  • local.properties が更新 ← 中身の変更なし
  • build.properties から ant.properties に名前変更 ← 中身の変更なし
  • build.xml は様々なエラーによって更新できず
  • proguard.cfg が更新

r14以前の環境で各種ファイルをカスタマイズしている人は、中身の更新があるのかもしれません。私の環境の場合は上記のような結果でした。

私の環境の場合は、build.xml に特に手を入れていないため、新しく作成することにしました。一度、build.xml を削除して、再度 [android update project -p ./ ]コマンドを実行します。

5行目のとおり、build.xml が追加されました。

3行目で表示されているメッセージは、android update project の引数にプロジェクト名(オプション:-n [Project name] or -name [Project name])を指定しなかったため、アプリケーションを起動したときに表示される Activity の名前を build.xml の中の name に使用したよ。気に入らないなら、build.xml の1行目を変更してね。というものです。

これで、無事に ant debug が実行できました。

この更新で ant の target(installd, installr, installi, installtなど) も以下のように増えたようで、antを利用した開発がより便利になりそうです。

結論

  • build.xml は作りなしたほうが手間が少なそう
  • default.properties と build.properties はそれぞれ project.properties と ant.properties に名前が変更になった
  • これは個人的には大変便利だと思います。コマンドラインでの tab の補完が b の場合、build.xml と build.properties と2つがあり、煩わしかったのですが、これが解決されました。さらに、default.properties に関しては、何のデフォルト?といつもファイル名から意味が理解できませんでしたが、今回の変更でプロジェクトに関する定義ということが明確になり、直感的に理解しやすくなりました。
  • ant の target が増えた!!
  • eclipse がなくても、xemacs+ant のみで開発ができそうな予感(まだチャレンジしていませんが・・・)

ADT14が出てからまだ1か月も立っていない間にADT15ができました。
以下のサイトによると変更点はこのようなものだそうです。
http://www.androidpolice.com/2011/10/27/for-developers-android-sdk-tools-r15-and-adt-15-bug-fixers-now-available/

不具合修正

ADT 15への修正
  • API レベルを11から13に指定しているプロジェクト内で Renderscript を利用しているときのビルド項目を修正 (Issue 21006).
  • 既に存在するソースコードからプロジェクトを作成したときの不具合を修正
  • SDK Manager 内の不具合を修正 (Issue 20939, Issue 20607).
  • DDMS内の新しいLogcatパネルの中でスクロール中の不具合を修正
SDK Tools r15への修正
依存関係
  • Android SDK Platform-tools revision 9 以上が必要
  • eclipse と ADT で開発する場合は、ADT15以上が必要です。ADT 15 以上に更新することを強くお勧めします。.
  • eclipse 以外で開発する場合は、ant 1.8 以上が必須です。
不具合修正
  • Webカメラ検出・追加に伴う Linux 上でのエミュレータの停止問題を修正(Issue 20952)
  • エミュレータ起動時の -wipe-data オプション指定時の不具合を修正
  • API レベルを11から13に指定しているプロジェクト内で Renderscript を利用しているときのビルド項目を修正 (Issue 21006)
  • GoogleTV add-on を利用時の AVD 作成時の不具合を修正(Issue 20963)
  • ant テストに関する不具合修正(Issue 20979)
  • andoirdコマンドの update project に関する不具合修正(Issue 20535)
  • DDMS内の新しいLogcatパネルの中でスクロール中の不具合を修正
  • MonkeyRunner に関する不具合修正(Issue 20964)
  • SDK Manager に関する不具合修正(Issue 20939, Issue 20607)

ADTはバージョンアップするごとに使いやすさが増していっているのでこれからの進化が楽しみです。